アイカツ感想続き

 

98話~101話 ふたごのドレス 花の涙 夢への翼

絶対王者である神崎美月に初めて土がついた戦い。美月にとっては憧れのマスカレードを超えるためのステージで。双方が限界を超えて競い合い、そしていちご達はWMを超える。ソロでは無敗という美月の凄さも守りつつ、けれどみくるの株も落とさない絶妙な采配。いちごとセイラはお互いに違うけれど分かり合う最高のライバルであり友となる。ここまでの長い道筋、ダレ気味だったドリアカ編にも意味があったと思わせてくれる。この話においてなんといっても

この画像に全部詰め込まれてる感じがしてる。あおいのこの泣きながらの笑顔と、美月とみくるの敗北しての呆然とした顔からの勝者を称える笑顔と、みくるの表情がほんとに絶妙。真剣に戦って勝とうとしたからこその悔しさが滲んでいてすごく印象に残ってる。

 

101話 憧れのSHINIG LINE

トゥインクルスターカップのアフターストーリーであり、大空あかりへの主役継承の回でもある。あかりがいちごから逃げる時に、結構長い時間逃げきっていたの、初登場時にいちごのランニングにちょっと走っただけでヘトヘトになった描写を見ていたのでずっとトレーニングを積んでいたことが伝わるのでそれだけで感無量になる。あとはもうアイカツ常習の2番の歌詞をたっぷり聴かせて情緒殺しにくるやつです。

 

102話&103話 アイカツしようReadyGO! いいこと占い

服部ユウちゃんがフェードアウトして、氷上スミレ登場。いちごと成長曲線のタイプは違うけどあかりもまた、人たらしというか、圧倒的に善属性でめちゃくちゃ良い子なのでどんどん人の心のドアノックしまくって壁ぶっ壊して落としていくんだよな。スミレちゃんもアイカツじゃなかったらもっと負のオーラ放つタイプのキャラになりそうなもんだけど、アイカツだから違うんだよな。いちご世代の時に散々分かったのに、新キャラ出てくると未だにでも裏とかヘイト貯めてから解放して仲良しみたいなフォーマット踏むんでしょ?ってどうしても疑ってかかってしまう。

 

104話 105話 アイカツダッシュ はじけるひらめき

ヒナキもまた、最初は裏がありそうって感じさせるキャラの定型を思わせる感じがあるのでガチの良い子なんだってわかるまで少々時間を要した。明るい見た目だけど、繊細でピュアで長年の芸歴が逆に足かせになって小さくまとまってしまっていることにコンプレックスを抱える子。ひなきはほんとスルメみたいな魅力で、この子の健気さにやられてしまい、俺はあかりを見ても自動的にエモ散らかすけど、ひなきをみても涙腺がやられそうになる疾患を抱えている。

 

106話 アイドル☆ハロウィン

公式認定顔が良い女であるスミレが可愛い回

 

107話 二人のドリーマー

自然とおもしれぇ女ムーブを決める男こと瀬名翼登場回。エンジェリーシュガーの天羽BBAの弟子のブランドをあかりが着るっていうのはとても良い展開だと思う。劇場版ではこいつが重要な局面で出てくるのでこの回まで観てないと誰だよおめぇ!ってなるのでここまで観たら劇場版の実績がロック解除される感ある。瀬名さんムーブがキザったらしいだけで意外と良い奴だよ。

 

108話 想いはリンゴに込めて

スミレちゃんゴシックロリータガチ勢ではあるけどユリカ様のオタクではないんだよな。どっちかっていうとゴシックロリータの先駆者としてリスペクトはあるんだけど。タルトタタンの描写が変化するの好き。ここまでしっかり変わるの珍しいんだよね。117話でのタルトタタンが完成形。歌が好きだけれど、自分が評価されるのはビジュアルということで揺れている彼女の気持ちを表すかのように、スミレ回のときと、108話の際は鏡がピシッと割れるのが、歌の道を進むと覚悟を決めた117話では合わせ鏡になるの心境の変化と自信が感じられて良い。すごく丁寧な仕事だと思う。

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