鎌倉殿の十三人。北条家や北条政子というどちらかといえば悪役として描かれるキャラクターを敢えて善人で描き続け、いずれ闇堕ちしていくのを描くのかと思いきや、最後まで根本的には変えずだけど状況だけは結果的に見たら史実は変わらずに進行していくみたいな歴史の修正力が働いていく展開が天才的すぎた。最終話タイトルが「報いの時」普通に考えれば悪い意味の報いを受けるって意味になり、因果応報で義時が死ぬっていう展開だけど、報われるという意味にも解釈できる。