ユーフォ8話まで
真由の言ってる事って別に全然間違ってないしどっちかというと大人寄りの考え方だよな。自分が実力巧者であることも理解しているし、ポっと出の自分が部に入ったらかき乱すことも理解して、しっかり確認した上でそれでも良いんだね?ってやってるし、全然間違ってない。ただ、その過剰な気遣いの方向性が人の神経を逆撫でするタイプだ。一方久美子は自分の本心と北宇治の部の歴史を部長として背負っているという部長としての両面の狭間でもがいてる感じ。本心は頑張ってる子が報われて欲しいし、3年間頑張った自分がソリストになりたいし、真由の事は考え方が相いれないから避けたいしなんとなく嫌い。だけど部長という立場としては、実力主義だから厳格にジャッジされるべきだし、部活に入りたいという子を断る理由は無い。和を乱すのもおかしいから意見があっても我慢するし、すり合わせるし歩み寄ろうとする。真由のプライドを逆撫でするような過剰な譲渡も良くないし、久美子も自分自身が部長としての建前としてとはいえ、部のために、実力主義で、と言ってしまったのだから、その結果としてやり場のない感情や表情を真由に向けるべきではないのだけど、出しちゃうと、それはそれで真由が可哀想ではあるよな。1~2年時の揉めてぶつかりあう感じはキツイけど、そこで感情を出し切るからそのあとある程度のスッキリ感はあるけど、真由と久美子の関係性は2人ともある程度大人だから折り合いや擦り合わせができるけど、高校生ゆえに精神的にどちらも未熟ゆえに喧嘩にまで発展せずに絶妙に不協和音を奏でながら少しづつギスギスしていく感じが永遠に続いていく感じが非常にストレスを感じて胃が痛くなるねw
1~2年間で、心の機微を敏感に感じ取りながらも部員達との関係性を調整する役割を担ってきたからこその部長なんだと思うけど、いままで居なかった心の機微を敏感に感じ取るタイプのかつ思想が違うというある久美子にとって特効みたいなある最強の敵が現れたみたいな印象。他の部員だったら久美子は上手くやれるし、真由も他の部員だったら上手くやれるけど、真由も久美子だけは上手くいかないし、久美子も真由だけは上手くいかないという感じが絶妙。