やっぱり母のことをずっと考えてしまう。苦しかっただろうなぁとか、辛かっただろうなぁとか無念だったろうなぁとか、悔しかっただろうなぁとか事あるごとに考えてしまう。あんまり考えないように意識してるけどふとした拍子に、ちょっとしたきっかけや物や場所や何かしらの言葉の影響で不意に記憶が蘇り辛く悲しい気持ちに囚われてしまう。本当に毎日辛い。1人暮らしが寂しいとかそういうのでも孤独を感じるとかじゃない。ただただ母のしんどかった半生を取り返して幸せな日々をしわくちゃのおばあちゃんになってボケてしまうぐらいに生きてて欲しかった。幸せを取り戻して欲しかった。そのために頑張ろうって思ってた。母の幸せであることが俺の幸せだった。良い人だし大好きだったからせめて老後ぐらいは報われて欲しかった。介護だってなんだって全然苦痛じゃなかった。健康に気を使ってたし変なお金の使い方もせず穏やかな人だったのに周りの人間に振り回されて味方も少なく蔑ろにされてきた。ずっと見ていて辛かった。なんで、そんな生活から解放されたのにこんな仕打ちを受けないといけないんだろう。俺の寿命を分けてあげたかった。辛い。何のために生きてるんだろう。母の事蔑ろにしてきた連中が憎くて仕方ない。殺したいぐらいにくい。母が死んでしまったのになんであんなクソどもが生きてるんだろう。全員殺したいぐらい憎い。せいぜい辛い目にあって苦しみながら死んでくれ。