「ハズレ枠の状態異常スキルで最強になった俺がすべてを蹂躙するまで」

クラス全員が女神の手によって異世界に連れてこられて主人公が使えない能力だったので廃棄処分されたけど、実は使える能力で~という非常に手垢のつきまくったありふれた設定のなろう。状態異常は、麻痺毒睡眠。あるある。正直設定に目新しさは全くないのだけど、一点だけ予想を裏切ってくれた展開があって、作中の序盤に人類最強の男が出てくる。めちゃくちゃ強くて主人公に勝ち目がない感じの。強さだけを求めている男から逃げるために主人公が俺はレベルアップという概念が存在する異世界の勇者だ。だからいずれ強くなった暁にはお前を殺してやる。と相手におもしれぇ男だと思わせてその場を切り抜けるためのムーブをする。後で終生のライバルっぽいポジションを作成するベタな流れだなって思ったし、相手もそれに乗っかったので、ライバルの顔見せ的なよくあるやつだねって納得してたらスキをついて、その場で麻痺毒睡眠かけてぶっ殺したの。そこだけはマジで意表を突かれた。すげぇ面白い!って思った。だからそこまでは漫画読んで、なろう原作を最新話まで追ってたんだけど、それ以降は目新しい要素の無い普通の異世界転生なろうで、飽きてしまった。この先どうなるかは分からんけど、正直興味がなくなった。あの瞬間があの作品のピークだわ。

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アニメ化するらしい。あのシーンだけ視聴者の感想みてぇ