HIPHOPの無駄に過去犯罪自慢したり、悪だった過去を反省している体で自慢するやつや、悪だしバカだけど（だからこそ）人生経験豊富な俺だから本質分かっちゃうので政治とか社会に物申しちゃうぜ～系のは本当に嫌いだし、友達のことマイメンとか本場アメリカに憧れて専門用語ちりばめまくるお背伸び系も苦手で、そういうの除いた等身大の歌詞を歌唱ではなくラップで表現するタイプの曲の方がまだ聞ける。この曲もうだつのあがらない青年の内面みたいな歌詞なので割と好き。メロディが寂し気だし久しぶりにあった友人に語り掛けてるんだけどネガティブなようなポジティブなようでそれでいて何も起こらないし寂寥感もあって良い。TIKTOKで知ったんだけど、ご本人が24歳の若さで交通事故にあって亡くなってしまい、そこからこの曲が有名になったというのもなんとも皮肉な話だよな。多分、死んで話題にならなかったらこんな有名にもなっていないだろうし。未来の事を想像して歌ってるのに、本人のその先には未来が無かったってのは寂しいよなー。フジファブリックの若者のすべてとかもそうだけど、死を予見しているわけではないけど、死んじゃったからこそ歌詞が刺さるみたいなのってあるよな
