アイカツ151話まで来た。残り2クール。

 

過去感想掘り出し&現在の感想

 

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サマーマジックほんと好き。アイカツ好きな曲ランキングトップ10に入るぐらい。本家ももちろんだけどRIMIXされた曲も好き。

 

・アイドルのオーラの話(過去)

バンナムフェスの感想に触発されてずーっとアイカツ関連追いかけたり、ザッピングで各話のエピソード観たりしてるんだけど、改めてみても発見が色々あって良い。アイドルはステージの際に色んなオーラを出すんだけどオーラの系統もクール系、ポップ系、キュート系とか色々あってそれぞれの魅力に応じて色々な固有のオーラを発揮する。1話の時点でアイドルとして頂点の域に達している美月はステージで黄金のバラと宝石というゴージャスなオーラを発動。努力する天才のいちごもオーラを発動できたのは50数話ぐらいから。1話の時点で色々作り込まれてるのが凄い。そしてオーラの形状も面白い。美月のオーラが花形なのは、かつて憧れたアイドルマカレイドのオーラが花形だったからだと思われる。憧れの継承。で、美月に憧れたいちごのオーラも花形。でいちごに憧れたあかりのオーラも花形。なんだけど、あかりはいちごとは違う自分だけの光になろうと努力して変わっていく過程で、花からハートのオーラになるのがくっそエモい。なおかつ、ハートのオーラの上の方では花が舞っているので、自らのオーラを放ちながらもいちごへの憧れの継承もなされているというのが尊い

 

アイカツ147話 輝きはルミナス
ひなきちゃんメイン回。友人2人がアイカツ8に入ったのに1人だけ落選してしまったひなき。ショックだし悔しいけど、腐らず誰も恨まず努力をするという姿勢が健気だし良い娘過ぎて報われて欲しい気持ちが溢れる。第一印象はショートカットの元気系のムードメーカーっぽいのだなぁと見た目もあまり好きなタイプではなかったのでどうとも思わなかったんだけど、見た目は元気なのに内面はとてもナイーブで長い芸能生活の中小さくまとまって空気を読んでしまい伸び悩んでいるという女の子が努力して認められて高めていくというドラマが主人公的で内面にとても惹かれていきました。紅林珠璃も最初は色物キャラかと思って敬遠してたのいいつの間にか好きになってしまったんだよなぁ。泣ける良回でした。

 

現在の感想

デザイナーとアイドルの関係性は尊いものが多いけど、俺は本当にかよことアイドル達との関係性がめちゃくちゃ好きだ。かよこはキャラやビジュアルこそアレだけど、内面が素晴らしい。ひなきが当時断られたEP、殻を破りVIVITKISSのプレミアムモデルを貰えたEP、そして今回のEP。ひなきが落ち込んでるから、というのもあるかもしれないけど、かよこはお世辞を言うタイプではないのが分かってるからこそ本当にひなきを認めていて、それをファッションビル全面広告に起用するの粋の極みだし、デザイナーとアイドルの関係性において最大の名誉であるミューズと呼んでくれるのマジで尊さの極みなんだよな。前話でのいちごがあかりに伝えたスポットライトはぐるぐる回っていて当たっていないときでもアイドルは輝いてくれる、見ている人はちゃんとひなきの頑張りや輝きを認めてくれている。アイカツ8に今回選ばれなかったかもしれないけど、かよこというデザイナーにとっての一番はひなきだよって伝えてあげるのほんと最高すぎてめちゃくちゃ刺さるんだよな。初見で見た時から好きなEPではあったけど時を経てより好きになったEPかもしれないなって気がしてる。珠璃のひなきに対する気配りも変にべたべたせず、干渉しすぎず絶妙に良い距離で支えてあげてるし、裏とかなくて本心なのわかるからいいんだよな。マジで珠璃は良い友達すぎるんだよ。性格が良すぎる。

 

アイカツ148話 
3人組ユニット祭り最高かよ。今までのアイカツ!のユニットが沢山出てきてその後のEPも語るというある意味アイカツ!全体の統括となりそうなお祭り回。4年目の中心はあかりのスターライトクイーンへの道といちごのEPに集約されそうだから実質他のアイドル達のファイナルエピソードなんだと思うとエモい。大人の事情でCGになると仕事が入って代役を務める事がおおかったしおんに遂にCGが。それだけでも素晴らしいし、ドリアカ勢も出番があって充実感半端ない。ぽわぷりも最初は寄せ集めのご都合合わせのユニットだろと思ったのにずっと活躍し続けて光輝くというアイカツ!らしさ全開のユニットで今では大好きです。

 

現在の感想

本来、しおんはCGモデル化が予定されておらず故に過去のEPでも都合よく(悪く)抜けてモデリングされなかった。まぁ正直女児アニメに限らずよくあることで、仕方ないけどモヤるEPではある。けれどそれを逆手にとってこのEPのためだけにモデリングおこして、ファン(俺ら)を驚かせ楽しませようとさせる予想がつかないぽわプリのエンターティメントを食らわせるっていうある種のメタが本当にぶっ刺さるんだよね。これらの行為はスタッフの作品愛と言わずしてなんといいましょうや。スターライトクイーン2人と別の道を歩いているしおんと、アイカツ8選外になったひなきとの関係性と背中を見せる意味でも意義はあるし、素晴らしいよな。この話みて大スターライト学園祭、穏やかじゃない!ってなるよな。ドリアカも回収してくれて素晴らしい。

 

アイカツ!150話〜151話
大スターライト学園祭最高すぎるだろう。久しぶりのかえでにユリカ様に美月さんで、3人ユニットトライスターの復活! 孤高の頂点にいたあの頃の美月だったら絶対にこのユニットをやろうという持ちかけに対しても承諾しなかっただろうなぁと思う。優しく丸くなってるのもまた成長というかトップアイドルの呪縛から解き放たれたこれが本来の美月の姿なのかも。みくるが登場するのも憎いし、なんつっても第一話の美月のステージであり、大スター宮いちご祭りの舞台であるあの場所で再びいちごと美月が語らうという場面だけでも尊すぎる。で今のCG技術でさらに格好良くなったトライスターのステージ格好いいし、美月の為のユニットだった昔と違い今は3人に等しくカメラが
あたっている感じも素晴らしい。トライスターのステージを観たいちご達があの頃のただのファンのように熱狂して応援している姿観るだけで胸が熱くなる。あと忘れちゃいけないのがトライスターをやるにあたって学園長にちゃんと仁義を通しにいくところな。そして151話。最終日を飾るのはあかり達のルミナスと、いちご達のソレイユ。あかり達が最後の最後まで努力してあがくのも素晴らしい、他の2人が道に迷ってる時も1人だけ前向きな姿のまま突き進むあかり。ジョニーが言っていた「どん底を知っている奴は強い」発言がまさに今ここで回収される展開。バンジージャンプは美月さんとの再開を彷彿とさせるし、崖登りはいちごのところ。おまけに前期OPの映像のシーンをここで回収してくるというのも良い演出。あかり達のステージも良かったけど、最後の最後で見せつけるソレイユの圧倒的王者感。ステージが始まった瞬間巨大オーラが全体を包んでしまうあの感じが説得力ありすぎるわ。いちご世代全体のお祭りでもありある種の締めくくりでもあるような気がしたので寂しい気もするけどここまで観てきたご褒美としては十分すぎる神回でした。

 

現在の感想

あかりが苦しい特訓の中でも自分を失わず仲間を励ますために、あおい→いちごとつながる輝きは見えないだけでそこにあるというメッセージを伝えるところ、本当に尊すぎる。当時も書いたけど、どん底を知ったやつは~という台詞もこの時のためにあったんだなって思うと全部繋がってるんだなって感慨深い。あかりはここまで成長したんだよ。あと、順位発表の時、トップ5のアイドル達が悔しさもあるものの、ファンに向かって感謝を述べるシーン凄い好き。特にユリカ様がお決まりのヴァンパイア台詞いったあと、素の感じで「みんな応援ありがとう!」っていうのマジでユリカ様って感じで最高に好き。あとルミナスというかあかりが憧れの先輩たちのユニットと対等以上に渡りあい、負けてちゃんと悔しがってるところ尊い。大正義ソレイユさん達が主人公ではなく、強大で偉大なアイドルになってるのすげぇ刺さる。連続した作品ではあるけど前作の主人公達が大活躍する展開って激熱じゃん。ダイヤモンドハッピーは何度もあれど最高にステージ演出もばっちり決まってて、夜が太陽(ソレイユ)の力で明るく晴れ渡るあのシーンは何度見ても良い。